排卵を誘導

注射器と手

排卵誘発剤は正しく使用することが大切です。まずは、消退出血の出現を確認し、子宮性無月経を場外した後で投与します。一日の使用量を守り、5日間飲みます。 排卵誘発剤をあまりにも長く使い続けると妊娠に悪影響が出ます。強制的に排卵を促すので子宮そのものに負担がかかります。 場合によっては中止されることもあります。一度に複数の卵子を育てて排卵させるものであり、血液中のホルモン値の測定や卵巣の状態を確認しながら注射や投与量を決めていくという治療を行います。 まれに排卵誘発剤の副作用があるので、飲み薬や注射薬にどんな副作用があるかを理解しておく必要があります。排卵誘発剤の使用後に何か異常を感じたらすぐに医師に連絡して適切な治療を受けることが大切です。

排卵誘発剤とは排卵を促進する薬です。月経不順や無月経、排卵障害による不妊治療に利用されます。また、排卵が普通にあっても妊娠率を上げるために人工授精時や体外受精時にも用いられる場合があります。 内服薬であるクロミフェン製剤系は比較的副作用が少なく安全性が高いと言われており、クロミフェン製剤による妊娠確率は20%ほどです。hMG製剤は注射により直接卵巣に働きかける強力な薬で、妊娠確率は40%ほどになります。 排卵誘発剤の副作用としては多胎妊娠の可能性が高まるという問題があります。それに加えクロミフェン製剤の副作用としては、子宮の内膜が薄くなり流産しやすくなるという問題があります。hMG製剤の場合は卵巣が腫れお腹や胸に水がたまり、血栓症や呼吸困難、腎不全などを引き起こしやすくする可能性が高まるという副作用があります。 副作用はあるものの、排卵誘発剤は不妊治療には極めて有効であり、現在の不妊治療には排卵誘発剤が欠かせません。副作用をよく理解して治療を受けることが大切です。